2026年4月15日ANAクラウンプラザホテル金沢にて、4月例会を開催しました。
仲介の枠を超え、町の「プロデューサー」へ。 5年で44軒の空き家を店舗化した「次世代不動産会社」の全貌というテーマで、小西不動産㈱代表取締役 小西正明氏をお招きしご講演いただきました。
小西社長は、南砺市旧井波町のご出身。同町は人口減少が著しく、人口が20年の間に2割減った中で空き家数も増加し、2020年の空き家率は9.2%となりました。
放置された空き家、歴史ある建物は解体され、町の魅力がこのままでは失われると危機感を感じておられたそうです。
主催している一般社団法人アキヤラボでは、空き家を地域資源に変えるために、活動エリアを限定し、エリア内の空き家・起業希望者情報の8割以上を掌握した上でマッチングにこだわり、町の番人として空き家の活用に取り組まれました。
空き家トリアージ(空き家の掘り起こし)で空き家の外観調査、流通性調査を行い、A~Dにランク付けた上でGoogleマップへ落とし込んでアプローチを行った結果、1年後には10件のうち5件が成約するという成果に結びついたそうです。
同時に、起業家の伴走育成プロジェクトのジソウラボでは、井波の文化施設にて出店者募集を行い、今ではそこで出店したコーヒー屋目当てに年間1万人が訪れるまでに成長しています。
徹底したポジショニングとターゲティングで、空き家を資源に変え、町を活性化させる具体的な取り組みをお話しいただき、大変興味深い内容でした。

