当会会員の赤澤純代です。
日本抗加齢医学会の雑誌に新型コロナウィルス感染症(COVID−19)に関する特別メッセージが掲載されました。
掲載内容について、抜粋してご紹介いたします。
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アンチ・エイジング医学ー日本抗加齢医学会 Vol.16 No3より
コロナ禍において、日常診療や日々の生活・地域医療の現場で接触の仕方が問われています。
介護においても接触が避けられないため、感染予防をどのようにすべきかと考えていました。
マスク以外に職員や家族で使える身近なもので感染を予防できないか。
高齢者がいるご家庭の食事の時やマスクのできないときにフェイスシールドを活用したら良いのではないか。
そのように考えていた折、当会会員の若松工業株式会社の若松典子社長とお会いする機会があり相談したところ、すぐに試作品を作っていただきました。次亜塩素酸ナトリウムやエタノール消毒も可能で、再生可能なフェイスシールドです。聾唖の患者さんで口元を読んで会話をされる方などマスクをしていては意思が伝わらない患者さんが使用するときのことも考え、透明にもこだわっています。
もし、命が救われる事があるのなら何かできないだろうかという市民の皆さんの優しさと知恵が目に見えるフェイスシールドになり、皆様の温かさに感謝しております。
医療現場だけでなく、新生活様式時代の一助になることを期待しています。