4月19日、当会の4月例会をANAクラウンプラザホテル金澤にて開催しました。
テーマは、「ひとり親の北陸移住を考える〜少子高齢化に伴う人材不足時代における地域活性化を目指す視点から〜」
パネリストは、非営利活動法人シンママ応援団理事長 小幡美奈子さん、ほくりくみらい基金代表理事の永井三岐子さん(当会会員)、森田弘美さん(当会執行理事)です。
森田執行理事から、このテーマを取り上げた理由や、北陸のひとり親世帯の現状について説明がありました。北陸では少子化により、労働力不足・技術継承が深刻化している一方、ひとり親、ひいては子供の貧困が社会問題に。北陸は正規雇用に就く機会が提供できるため、ひとり親が経済的自立をすることで、子供の貧困を解決できるのではないか?という問題提起がありました。
シンママ応援団代表の小幡さんから、ひとり親の支援を通じて感じること、ひとり親の皆さんが直面している課題、また課題を解決するために必要な情報・施策などについてお話をしていただきました。
ほくりくみらい基金の永井さんのコーディネートにより、小幡さん、森田さんとのパネルディスカッションが行われました。
ひとり親が住みやすい環境は、女性が住みやすい環境とも言える。就職に関しては、積極的に企業への働きかけをしていくことも社会問題解決の糸口になるのではないかという話が出ていました。