例会

第105回 例会「会計処理と法人税の取扱いの違い」

8月21日(水)第105回例会は、金沢税務署 審理専門官 近藤 道生氏をお迎えして「会計処理と法人税の取扱いの違い」と題して、税制改正のあらまし・消費税や注意点などのお話をいただきました。

審理専門官とは、10年ほど前に各県庁所在地に人事配置を行い主に

  1. 法人の申告書が法人税法に沿っているかどうかのチェック
  2. 企業に対しての否認のチェック(申告漏れなど)
  3. 税金の有無の審査

などを職務とする専門官です。

会計処理と法人税の対象となるものの違いについて、課税所得税金額算出する場合、加算・減算があり、資産を無償で譲渡した場合の企業会計と法人税法による取扱いの違いや、会計上は計上になるが税金の課税対象にならないもの、減算の対象になるものなどをその理由も含め説明をいただきました。また、減価償却、役員報酬の取扱いや、今年度一部改正があった交際費の損金算入など経営者として知っておくべき基礎知識をご享受いただきました。